大型のオフィスビル、商業施設などで導入の増えているダブルスキン。外付けブラインドとの組み合わせでその効果をより高めることができます。
この場合は二枚のガラスの間にブラインドを設置して日射遮蔽を行い、室内への熱の侵入をコントロール。2枚のガラスの間で暖められた空気は、夏は暖気の浮力を利用した自然換気で排出し、冬は空調に活用されて暖房負荷を削減します。
太陽の高さは季節や時間と共に変化します。ヴァレーマの外付けブラインドに日射追尾・集中制御のシステムを組み込むことで、適切な日射量を取り入れるようブラインドの角度を自動修正することが可能です。風力・凍結モニターも装備しており、強風時や冬場の凍結時は破損を回避するため自動的に収納します。
この方法により、照明にかかる電力コストを削減することができます。最大70%の照明コストを削減できるという報告も発表されています。
右図は、自然光と人工照明のもとで、同じタスクを処理するスピードと正確性を比較した実験のグラフです。自然光のグループは約10%正確に処理し、なおかつ早く、疲労度も低いことがわかりました。
注)実験はいずれもバルテンバッハ光学研究所(ドイツ・インスブルック)による
【参考】バルテンバッハ光学研究所
http://www.bartenbach.com/en/
Welcome.html(英語)