外付けブラインド「エーデルヴァレーマ」に関して、
お問合せの多い内容をQ&A方式でまとめました。
不明点がございましたら「お問い合わせ」ページよりご連絡をお願いいたします。
- ブラインドの種類と適当な設置面はどこでしょうか?
一般的には、南側・西側はベネチアンブラインドが適し、東側はバーティカルブラインドが適しています(これは太陽の軌道が南西に傾斜しているためです)。
- カバーパネルの高さはどのくらい必要ですか?
ブラインド高さの10~15%程度です。但し、スラットの幅、アイレットの有無で変化します。(高さ2m、60mmスラットの場合でロールスラット=約13%。フラットスラット=約7%)
- ガイドレールの色の選び方を教えてください。
RAL(ドイツ品質保証制度)のカラー番号から選択が可能です。のカラーチャートについては、下記サイトで閲覧可能です。なおRALのカラー番号は約250あります。
http://de.wikipedia.org/wiki/RAL-Farbsystem(ウィキペディアより)
- スラットにアルミ素材を使う理由を教えてください?
アルミは非常に熱伝導率が高いため、放熱性に優れ日射遮蔽の際にスラット自体が熱を蓄積しにくいところが特徴です。また軽量で、かつ十分な強度を確保できます。
- モーターの寿命はどのくらいでしょうか?
モーターは20年以上の耐久性があり、メンテナンスフリーで給油の必要もありません。モーターを収納したボックスは防水型で、モーターユニットに水、ほこりが入らないように設計してあります。
なおドイツのDIN規格(JIS規格)に沿って試験を行い、上げ下げ1万回、可変2万回の試験をクリアしています。試験の結果を年数になおすと、お客様の使用頻度によりますが、一般的な使用回数で27年以上機能する計算になります。- スラットの長さは何メートルまで可能でしょうか?
最大寸法 W5000 × H5000 mmまで導入可能です。大きな開口部でも、ワンスパンのブラインドなら建築物のデザインを活かし、すっきりとした外観を実現できます。
- 強風が吹いても大丈夫か?
外付けブラインド『ヴァレーマ』は、風にも非常に強いシステムです。東京都の強風警報レベル、風速16m/sに対し、クローズの状態で耐えることができます。さらに強い風が吹く恐れがある場合には、スラットをカバーパネル内に格納してください。機構的には、スラットにプラスチックアイレットを装着し、ティルティングテープと固定することで風によるバタつきの防止、およびリフティングテープの保護を行っています。さらにガイディングニップルがガイドレールにサポートされスラットの安定性を確保しスムースな昇降を実現しています。
- カバーパネルを採用しない施工は可能でしょうか?
建物自体にカバーパネルと同様の機能があれば不要にすることができます。
例)庇部分にスラット収納スペースを作る。窓の設置位置が壁と面合わせでなく奥に入る場合で
スラットが収納できるような構造の場合。- 冬場も利用することが可能ですか?凍結などが心配です。
凍結した場合、無理に巻き上げ、もしくはクローズ動作をするとモーターに過負荷が掛かり故障する恐れがあります。お湯で氷を溶かすか、モーターを使わずに手で上に持ち上げる動作を繰り返して、氷を取り除いてから作動させてください。外付けブラインド『ヴァレーマ』のオプション、ウェザーセンサーは「気温3度以下、しかも雨や高い湿度(霧など)」を感知して自動で巻き上がるように設定されており、凍結による巻き上げ不能を防止します。ブラインドシステムはもともとスイスで考案されたシステムで、寒冷地での使用そのものに問題はありません。
- 防火地域、準防火地域で外ブラインドは使用できるか?
問題ありません。また火災の際、消防隊が部屋に進入することも妨ぎません。万が一、火災が発生した場合、合成繊維のリフティングテープ、ティルティングテープは燃えますが、主構造は不燃物(アルミ合金)で防火設備開口の外に取り付けることは問題となりません。