大型のオフィスビル、商業施設などで導入の増えているダブルスキン構造。2枚のガラスの間にブラインドを設置して日射遮蔽を行います。ガラスの間で暖められた空気は、夏季は暖気の浮力を利用した自然換気で排出し、冬季は空調として活用し暖房エネルギーを軽減します。
ダブルスキン内は夏場は高温になり、屋外仕様と同等の耐久性をもつブラインドが必要 となり、耐久性の高い外付けブラインドは、ダブルスキン構造の建築物での利用に適しています。
外付けブラインドの場合は、スラットに厚みがあり (アルミ合金0.45mmで室内ブラインドの2倍以上の厚み)、ダブルスキンの内部で起こる上昇気流の影響を受けてもブラインドがバタついたり、スラットが折れる心配もありません。また、メンテナンス時にも折れにくいというメリットがあります。
10年以上の長期使用を考える際、過酷なダブルスキンの環境下においては、外部用のブラインドを採用することが大きなコストメリットにつながります。
- ダブルスキン内は夏季において70℃近くになることがあります。このような環境下の中でも駆動部のモーターは-20℃~80℃に耐える構造になっています。
- スラットの厚みが0.45mmと厚いため、ダブルスキ内の上昇気流にも耐えることができます。
- スラットの幅が大きいため、一枚一枚のスラットの間隔があいており、広々とした眺望になります。