外付けブラインドの性能を最大限に発揮するには太陽の位置に応じてスラット角度を調整する必要があります。
この角度調整を自動的に行なうのが太陽自動追尾システム「クリマトロニック」です。
季節、時刻で変化する太陽高度、方位のデータベースから各窓の太陽光入射角をシステムが計算し最適なスラット角度を割り出します。
太陽光入射角に応じてスラット角度が変化し直射日光をカットしながら視界を最大限確保します。スラット角度は最大6ステップに設定できます。
ブラインドの角度調整について
※(1) 5万ルクス以上の時は38度
(2)2~5万ルクスの時は15度
(3)2万ルクス以下の時は0度
にブラインドの角度が調整されます。
なお、照度(単位:ルクス)は10万ルクス
まで変更できます。
- スラットは直射日光を遮る角度に自動調整されます。また屋外照度センサーの信号を受け雲天時にブラインドを開けて室内を明るく保つ設定が可能です。
- 部屋割り、窓の方位によって最大1200機のブラインド32のグループに分けグループごとの制御が可能です。
部屋割り変更はオペレーションユニットからの設定入力で完了し配線変更工事は不要です。 - 指定時刻にブラインドの上昇、下降の作動設定が可能。また曜日別制御の設定により休日に自動制御を解除しブラインドを開、または閉の状態にすることができます。
- 屋外に設置されたウィザーステーションが風速、風向、照度、降雨、温度の情報を操作パネルへ送信し天候の変化をブラインドの制御に反映させます。
- 特定のブラインド開閉位置を最大4パターン記憶させることが可能です。例えばプレゼン用に部屋を暗くする場合に便利な機能です。
※ BUSラインで結ぶシンプルな配線。各ブラインドの個別スイッチ、グループスイッチが配置されます。
※ オペレーションユニットはPCとのUSB接続、SDカード挿入による設定が可能です。